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マカで高血圧を改善

マカで高血圧対策ができる

滋養強壮や精力増進に効果があることで、人気が沸騰しているマカ。
原産国のペルーでは、食料以外にも薬用のハーブとしても用いられています。
ところで、みなさんの中には高血圧で悩んでいる方も多いと思います。
特に年配の方ほど、高血圧の方が多く、医者から降圧剤を処方してもらい血圧を調整している方も多いでしょう。
しかし、降圧剤はやはり薬で、副作用も強いのが実情なので、できれば薬には頼りたくないのが人情です。
マカは、高血圧対策になる栄養素が豊富で、続けて摂取することで血圧を改善できます。
今回は、マカでどうして高血圧対策になるのかをお話します。

高血圧とは

血管の中には血液があり、心臓が伸縮することでポンプの役割を果たし、全身に血液を送り届けます。
高血圧とは、心臓から送り出される圧力を示す血圧が正常範囲を超え、常に高い状態にある症状です。
血圧の正常値は数年ごとに見直されており、2018年現在は2014年の『高血圧治療ガイドライン』の数値が基準です。
健常者は心臓が縮んで血液を送り出した時の収縮期圧力が140mmHg未満、心臓が拡張して血液の流れが弱まった時の拡張期圧力が90mmHg未満です。
収縮期圧力を「上の血圧」、拡張期圧力を「下の血圧」といい、どちらかが基準値を上回ると高血圧と判断されます。

高血圧の原因

高血圧の原因は様々です。
血圧は、自分の意志ではコントロールができない生理現象を調整する自律神経が管理しています。
血圧は外の環境の変化や、運動や休息、感情の変化などに自律神経が反応し、常に変化しています。
ホルモンなどの内分泌系によっても変化します。
血管の柔軟性でも変化し、動脈硬化が進むと上の血圧が高くなり、下の血圧が低くなります。
血液の状態でも変化し、血液がドロドロの状態だと血圧が高くなります。
また、塩分の摂り過ぎで血液中の水分が多くなっても、血圧が高くなります。
厚生労働省の見解では、高血圧の95%は原因を特定できない本能性高血圧であるとされています。
その要因には遺伝的体質以外に、塩分の過剰摂取や肥満、飲酒や喫煙など生活習慣が複合的に関与していると考えられています。
その中でも日本人の場合、塩分の過剰摂取と肥満が高血圧の大きな要因とみなされています。

高血圧の人の割合

高血圧症の患者は、日本国内で4300万人いると推定されています。
厚生労働省が実施した平成28年度の国民健康・栄養調査では、収縮期血圧が基準値を上回っている人は、男性で34.8%、女性で24.8%でした。
この数値は10年前に比べ減っています。
しかし、血圧は年をとるごとに高くなっていく傾向があり、高齢者になると3人に2人は高血圧になります。

高血圧の弊害

高血圧は、自覚症状がほとんどありません。
むしろ血圧が高くなると、以前よりも元気がでて疲れが少ない感じさえします。
しかし、高血圧が慢性的になると、血管が常に圧迫されるので徐々に弾力が失われます。
血管の弾力性が失われると、何かの拍子で血管に傷がつきやすくなり、その傷に悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールが付着しやすくなります。
血管に付着したLDLコレステロールは血栓を作り、血流が悪くなるばかりか、活性酸素※1の影響で酸化し、過酸化脂質に変化します。
過酸化脂質になると自らも活性酸素を放出するようになり、血管内に炎症を起こします。
炎症を起こした組織はやがて線維化して固くなり、動脈硬化を引き起こします。

※1 活性酸素とは電子が欠損した物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合することで、物質としての安定化を図ります。そのため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。

動脈硬化は「サイレント・キラー」

動脈硬化は、別名「サイレント・キラー」と呼ばれています。
動脈硬化は狭心症や心筋梗塞、心不全が進行し、脳梗塞や脳内出血など脳の血管障害も引き起こします。
これらの症状は血管が詰まったり、脆くなった血管が破裂したりすることで突然発生します。
そして、処置が間に合わなければ命を落としてしまいます。
仮に命が助かったとしても、体に何かしらの後遺症を残す場合が多く、長いリハビリ生活を余儀なくされ、仮に良くなったとしても普段の生活に支障が出てしまいます。

マカで高血圧を改善する

マカは南米ペルー原産のアブラナ科の植物で、標高4,000~5,000mの自然環境が厳しい高地で栽培されています。
収穫されるまで1年近くの歳月が必要で、その間に大地の成分を吸収して育つのでミネラルが豊富です。
それ以外にも、ビタミンB群や各種アミノ酸などの栄養素を豊富に含有しているため、現地では食料品としてばかりでなく薬草としても用いられてきました。
マカは、高血圧の要因となる塩分の過剰摂取や、肥満を解消する栄養素を含有しています。
マカのどのような栄養素が高血圧に効果があるのか、詳しく見ていきましょう。

マカで塩分を排泄する

塩分のナトリウムは水分保持に使われる

私たちの体は、体重の60%が水分でできています。
水は栄養分や老廃物の運搬、体温の調整など、私たちが生命を維持するための重要な役割を担っています。
そのため、体は常に一定の水分量を保つようにできています。
その水分の調整を行っているのが、ナトリウムとカリウムです。
私たちが食塩として摂取している塩は、塩化ナトリウムです。
塩化ナトリウムを摂取すると、体内で塩素とナトリウムに分解され、塩素は胃酸の成分として使用されます。
一方、ナトリウムは水分を保持するために使用されます。

ナトリウムは体内の浸透圧の調整に使われる

私たちの体の水分は、細胞内にある細胞内液と、細胞と細胞の間を埋める細胞外液に分けられます。
また、細胞外液の3/4は細胞と細胞の間を埋め、残り1/4は血管壁を隔て血液の中に存在しています。
細胞には微細な孔が空いた半透膜の機能を持つ細胞壁が存在し、細胞内液と細胞外液を隔てています。
この微細な孔を通じて栄養素や老廃物の受け渡しが行われますが、その時に使用されるのが浸透圧と呼ばれる物理現象です。
濃度が違う水溶液を、水分を通す穴の開いた半透膜を隔て1つの容器に混ぜ合わせると、水分が半透膜をすり抜け濃度が高い方に移動し、両方の溶液の濃度が一定になります。
これが、浸透圧の原理です。
体液の濃度を決めているのがナトリウムとカリウムで、細胞外液はナトリウムが多く、細胞内液はカリウムが多くなっています。
このナトリウムとカリウムの濃度を調整すると細胞外液と細胞内液の間に浸透圧の差が生じ、細胞膜を隔て水分の移動が起こり、その水分の移動と共に栄養素や老廃物の受け渡しが行われます。

ナトリウムと血圧の関係

ナトリウムは水分を保つ作用があり、食塩を摂取すると体内に吸収され血液中の塩分濃度が高くなります。
すると、細胞外液と細胞内液の間で浸透圧に差が生じ、細胞からナトリウム濃度が高くなった血液の方に水分が移動します。
しかし、そうなると細胞内で水分が失われてしまうので、私たちは水分を補給することで血液中のナトリウム濃度を薄くし、再び細胞へ水分が戻るように調整します。
塩を摂り過ぎるとのどが渇くのは、この生理現象が原因です。
水分を摂取すると、血液中のナトリウム濃度は薄くなりますが、その分血液中に水分が多くなり、血管がパンパンに張った状態になります。
血管は平滑筋※2と呼ばれる筋肉でできているため、ゴムと同様に押し戻そうとする作用が働くので血圧が高くなります。
このように、血管がパンパンに張った状態が長くなると、筋肉なので柔軟性を失い動脈硬化を発症します。

※2 平滑筋とは、自分の意思では動かすことのできない筋肉のこと。

ナトリウムは排泄されにくい

血液中にあるナトリウムは体中をめぐり、やがて腎臓に運ばれます。
腎臓で漉し取られたナトリウムは、一部は尿と共に排泄されますが、ろ過された99%のナトリウムは再利用され、再び血液中に戻されます。
つまり、過剰に塩分を摂取すると、血圧が高い状態が長く続くことになります。

カリウムはナトリウムの排泄を促進する

カリウムはナトリウムと同様に浸透圧を調整するミネラルで、摂取したカリウムの98%は細胞内に存在します。
摂取したカリウムは血液で各細胞に運ばれ、直ぐに細胞内に取り込まれます。
カリウムはナトリウムとは違い、水分を排泄する作用があります。
水分を尿として排泄する腎臓はカリウムに反応する性質を持っており、カリウムを摂取して血液中のカリウム濃度が上がると、利尿作用が働き尿と共に排泄しようとします。
この時に、ナトリウムも一緒に排泄されるため、血液中のナトリウム濃度が下がり、血液中の水分量も減るので血管が収縮し、血圧も下がります。

マカはカリウムが豊富

マカは大地のミネラルを吸収して育つため、カリウムが非常に豊富な食品です。
乾燥マカ100gあたり1500mgのカリウムを含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の50%に相当します。
一方、ナトリウムは僅か25mgしか含有しておらず、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の0.3%に過ぎません。
マカを摂取すると利尿作用が働き、血液中のナトリウムをより多く排泄し、血圧を下げます。
しかし、腎臓は非常にデリケートな組織で、余り負担を掛けると腎不全となり機能不全に陥ります。
そのためには、高血圧予防を兼ねて普段から塩分を控えることが肝心です。

マカでドロドロの血液を解消し血圧を下げる

ドロドロの血液の原因

厚生労働省では、高血圧の主要な要因の1つに肥満を上げています。
肥満は、慢性的に栄養素を過剰に摂取し、脂肪が体内に蓄積されることで起こります。
肥満になると肝臓に脂肪が蓄積し、肝臓で生産される悪玉コレステロールと呼ばれる動脈硬化を引き起こすLDLコレステロールや、中性脂肪の分泌が多くなります。
血液中にLDLコレステロールや中性脂肪が多くなると、ドロドロの血液になります。
また、肥満になると血糖値が下がらなくなる糖尿病のリスクが高まります。
血糖値が下がらないと、血液に糖質が長い間留まるので、血液の濃度が上がりドロドロの状態が長く続きます。
ドロドロの血液は、強い圧力をかけないと血液が流れなくなります。
その結果、心臓に負担が掛かり、血圧も高くなります。

マカのビタミンB群で脂肪を減らす

肝臓に脂肪が蓄積するのは、過剰摂取で脂肪となる糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素がエネルギーに代謝※3しきれないために起こります。
ビタミンB群は、肝臓で三大栄養素を代謝する際に補酵素として作用する栄養素です。
マカはビタミンB群が豊富で、主に糖質を代謝するビタミンB1、主に脂質を代謝するビタミンB2、三大栄養素を代謝しエネルギー生産の6割に関与するナイアシンを含有しています。
特にビタミンB2とナイアシンの含有量が多く、乾燥マカ100gあたりビタミンB2を76mg、ナイアシンを35mg含有します。
これは成人男子が1日に必要な摂取基準のそれぞれ4,872%、233%に相当します。
マカを摂取すると、肝臓でのエネルギー代謝が活発になり、肝臓に蓄積する脂肪が減少します。
その結果、ドロドロの血液の原因となるLDLコレステロールや中性脂肪の分泌が減少するので、ドロドロの血液がサラサラになり、心臓の負担が減るので血圧が下がります。

※3 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質を持つ物質に変えること。

アルギニンと亜鉛で血糖値を下げドロドロの血液を解消する

体内で血糖値を下げることができる唯一の物質が、インスリンです。
糖分を体内に吸収するとインスリンが分泌され、細胞にあるインスリン受容体に結合してはじめて細胞が栄養素として血液中の糖質を取り込みます。
糖尿病はインスリンが何らかの原因で分泌が減るために発生し、血液がドロドロの状態が続くことになります。
マカに豊富な非必須アミノ酸のアルギニンは、成長ホルモンの分泌を促します。
成長ホルモンは食事中も分泌され、インスリン様成長因子の分泌を促します。
インスリン様成長因子はインスリンの分泌も促進するので、細胞に糖質が吸収され血糖値が下がります。

また、インスリンはすい臓のランゲルハンス島のβ細胞で生産されます。
このβ細胞でインスリンの生産に深く関与しているのが、マカに豊富な必須ミネラルの亜鉛です。
亜鉛はたんぱく質やホルモンの合成に必要不可欠な栄養素で、このβ細胞で亜鉛が不足するとインスリンが十分に生産できません。
亜鉛は日本人の食生活では不足しがちな栄養素で、しかも吸収率が非常に悪いミネラルの一つです。
乾燥マカ100gあたり12mgの亜鉛を含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の120%に相当します。
マカを摂取すると、インスリンの分泌や合成が促進し血糖値が下がるので、ドロドロの血液がサラサラになり、心臓の負担が減るので血圧が下がります。

マカで抗酸化物質を作り動脈硬化を予防し血圧を下げる

活性酸素と血圧の関係

血管内に過酸化脂質が付着し血栓を作ったり、血管が老化して柔軟性が低下したりすると血液の流れが悪くなり、血圧も高くなります。
その原因が、活性酸素です。
活性酸素は、細胞内にあるミトコンドリアが、酸素と栄養素を取り込んでエネルギーを生産する際に副産物として生産されます。
また、白血球が異物を攻撃する際も活性酸素が使われます。
活性酸素は他の物質と結合する化学反応が早く、結合すると別の性質を持つ物質に変えるため組織の機能が失われます。
そのため、体内では様々な抗酸化物質が生産され、活性酸素の害から組織を守るために使われます。

マカの栄養素で抗酸化物質を作る

活性酸素で過酸化脂質となった血栓は、普通の脂肪に比べ分解が困難になり、血管を詰まらせるので血圧が高くなります。
この過酸化脂質の分解を行うのが、体内で生産される非常に強い抗酸化作用を持つSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)です。
SODは過酸化脂質から酸素を奪い取り、分解しやすい脂肪に戻します。
SODを体内で生産するには、亜鉛、銅、鉄、マンガンなどの必須ミネラルが必要で、マカはこれらのミネラルを豊富に含有します。

また、血管の細胞を活性酸素から守るには、細胞内で抗酸化物質として作用するグルタチオンが必要です。
グルタチオンは、細胞内でミトコンドリアがエネルギーを生産した際に放出する活性酸素と素早く結合し、活性酸素の害から細胞の機能が失われるのを未然に防ぎます。
グルタチオンを体内で合成するには、アミノ酸のグルタミン酸、システイン、グリシンが必要です。
マカはグルタミン酸、グリシン、そしてシステインの原料となるメチオニンを含有しているので、体内でグルタチオンを生産できます。
体内で生産する抗酸化物質は、加齢で生産力が落ちます。
マカで抗酸化物質の原料を積極的に摂取すると、活性酸素による高血圧の要因を未然に防げます。

まとめ

高血圧は心臓から送り出される血液の圧力が、慢性的に正常範囲を超えている症状です。
高血圧は動脈硬化を引き起こし、結果として心不全や脳梗塞など命に係わる重篤な症状を引き起こします。
高血圧の要因は様々ですが、日本人の場合は塩分の過剰摂取と肥満が主な要因とされています。
マカはカリウムが豊富で、高血圧の原因となる血中のナトリウムの排泄を促します。
また、肥満の人は血液が脂質や糖質でドロドロの状態になっているので、ビタミンB群が脂肪の燃焼を行い、アルギニンや亜鉛がインスリンの分泌を促し血糖値を下げます。
その結果、ドロドロの血液がサラサラになり、心臓の負担を減らし、血圧が下がります。
また、活性酸素で血栓が過酸化脂質になったり、血管の柔軟性が失われたりしても血圧が上がります。
マカは体内で生産される抗酸化物質の原料となる必須ミネラルやアミノ酸が豊富なので、活性酸素が原因の高血圧も予防できます。
マカを毎日摂取することで高血圧の要因を減らせるので、血圧が下がり、生活習慣病の改善に役立ちます。

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