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マカでうつ病対策

マカはうつ病にも効果がある

気分が落ち込み、やる気が起きなくなるうつ病。
うつ病は世間では気分の問題だと思われがちですが、実は様々な要因で発症します。
うつ病が長引くと仕事や普段の生活にも支障が出てしまい、しかもそれが原因でますます症状が悪化する悪循環に陥ってしまいます。
滋養強壮や精力増進に効果があることで人気のマカは、うつ病対策にも効果を発揮する栄養素を豊富に含有しています。
今回は、マカがどのようにうつ病に効果を発揮するのかをお話します。

うつ病とは

うつ病は精神疾患の一つであり、気分障害に分類される症状です。
うつ病は精神的に落ち込んでいる時間が通常より長く持続し、意欲や興味など精神的な活動が低下し、不安や焦燥感、悲しみなど負の感情が心を支配してしまいます。
その結果、食欲低下や不眠などの身体的な負担が大きくなり、頭痛や肩こり、動悸、めまい、便秘などの症状が発生します。
これらの状態が2週間以上続くようだと、うつ病と診断されます。
また、精神的に不安定な状態が続くので、落ち着かなかったり、物事を悪い方へと考えてしまったりするので、重篤な場合は自殺をしてしまう場合もあります。

うつ病の患者は増えている

世界には、うつ病を発症している患者は3.5億人いると推定され、欧米諸国や南アジアに多い傾向があります。
一方、世界から見ると日本人のうつ病患者は少なく、厚生労働省の調べでは全人口の1~2%程度とされているので、うつ病というと他人事のように思われるかもしれません。
しかし、厚生労働省の調査によれば、1996年の患者は約43万人であったのに対し、2002年では約71万人、2005年には約92万人、2008年には約104万人と年々増えています。
また、ある調査では生涯中にうつ病を発症する確率は6.7%という数字もあり、これは15人に1人はうつ病を発症する計算になります。
もちろん、うつ病の研究が進むに従い、うつ病の診断基準が広範囲化して患者数が増えている可能性もありますが、うつ病は私たちの生活で身近な病気の一つになっています。

うつ病の原因

うつ病の原因は様々です。
うつ病の原因は、主に以下に分類されます

  • 外因性うつ病
  • 内因性うつ病
  • 身体性うつ病
  • 心因性うつ病

外因性うつ病

頭部への外傷や脳梗塞など、脳へのダメージによって生じるうつ病です。
身体的なダメージが回復すると、うつ病が改善されます。

内因性うつ病

外的な要因が無く、本人の性格や遺伝などが原因と思われるうつ病です。
明確な理由がないため、治療が一番困難なうつ病です。

身体性うつ病

アルツハイマー認知症のような脳の障害や、脳内ホルモンを分泌する甲状腺機能低下のような、脳の機能を損なう病気が原因となるうつ病です。

心因性うつ病

周囲から受ける極度のストレスや心理的なショックによって生じるうつ病で、一般的に認知されるうつ病はこの心因性のうつ病です。
時間の経過や周囲の環境が変わると、改善する可能性があります。

脳内ホルモンとうつ病の関係

人の感情は、脳内で分泌される脳内ホルモンの影響を受けています。
人は、ストレスなど外的な刺激を受けたり、何か行動を起こそうとしたりすると、脳内ホルモンが分泌されます。
脳内ホルモンは人の感情を特定の方向に導き、身体機能も特定の反応に機能するようになります。

例えば、人が傷を負ったときに痛みを感じます。
その痛みに対抗するために、脳内ではエンドルフィンという脳内ホルモンが分泌されます。
エンドルフィンが分泌されると、脳で感じる傷の痛みを緩和し、さらに傷口から入ってくるウィルスなどの病原菌に対抗するため、T細胞と呼ばれる免疫細胞が活性化します。

人がうつ病になるのは、脳内でやる気を出すドーパミンやノルアドレナリンなどの脳内ホルモンの分泌が減少するためです。

ドーパミン

ドーパミンは中枢神経を興奮させる作用があり、俗に「報酬系」と呼ばれる脳内ホルモンです。
ドーパミンが分泌されると、人は快楽を感じ、やる気や意欲が湧き、目標に向かって集中できるようになります。
また、目標を達成するために判断力や身体機能も向上し、目標を達成するとさらに快楽が増すため、やる気が持続します。

ノルアドレナリン

ノルアドレナリンは、不安、恐怖、緊張といった自らに危機となるストレスが発生した時に分泌される興奮性の脳内ホルモンです。
ノルアドレナリンも中枢神経に作用し、危機的状況から回避するために判断力や集中力が増し、血圧が上昇したり、心肺機能が上昇したりするなど身体能力も向上します。

興奮性の脳内ホルモンの過剰分泌はうつ病を発症させる

興奮性の脳内ホルモンは、外的なストレスから自らの身体を守るために必要な物質で、記憶の形成にも大きな関わりがあります。
しかし、興奮性の脳内ホルモンが分泌され続けると、感情の起伏が激しくなったり、アルコールやギャンブルなどの依存性になりやすくなったりします。
また、興奮性の脳内ホルモンの過剰分泌は、ストレスに対抗するコルチゾールと呼ばれるホルモンの分泌を促します。
コルチゾールはたんぱく質を分解する作用があり、過剰に分泌されると脳の神経細胞を破壊して、感情のコントロールができなくなってしまいます。
さらに興奮性の脳内ホルモンが枯渇すると、一気にやる気が失せうつ病を発症してしまいます。

マカの栄養素とうつ病対策

マカは南米ペルー原産のアブラナ科の植物で、ビタミンB群や各種アミノ酸、必須ミネラルが豊富な健康食品です。
また、グルコシノレートをはじめとした二次代謝産物も豊富に含有しています。
マカは滋養強壮や精力増進以外にも、ホルモンバランスを整える作用があるため、身体性うつ病や心因性うつ病などのうつ病対策に効果を発揮します。
マカのどのような栄養素がうつ病に効果を発揮するのか、詳しく見てみましょう。

マカと脳内ホルモンの関係

マカのアミノ酸でドーパミンやアドレナリンを作る

ドーパミンやノルアドレナリンを体内で合成するには、チロシンという非必須アミノ酸が必要です。
マカはチロシンや、チロシンの原料となる必須アミノ酸のフェニルアラニンを含有し、乾燥マカ100gあたりチロシンを200mg、フェニルアラニンを290mg含有しています。
チロシンを代謝※1するとL-ドーパが生産され、L-ドーパを代謝するとドーパミンが生産されます。
さらにドーパミンを代謝すると、アドレナリンが生産されます。
マカでチロシンやフェニルアラニンを摂取すると、興奮性の神経伝達物質を生産できるので、枯渇によるうつ病を改善できます。

※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、違う性質を持つ物質に変えること。

グルタミン酸でGABAを作り、興奮性脳内ホルモンの過剰分泌を抑制

ドーパミンやノルアドレナリンなどの興奮性の脳内ホルモンが過剰に分泌されると、うつ病になる確率が高まります。
興奮性の脳内ホルモンの分泌は適度に抑える必要があり、その作用をもたらすのがセロトニンやGABA(ギャバ)と呼ばれる抑制性の脳内ホルモンです。
抑制性の脳内ホルモンが分泌されると、興奮性の脳内ホルモンの分泌が減少し、心が沈静化し、幸せを感じるようになります。
マカに豊富な非必須アミノ酸のグルタミン酸は、GABAの原料となるアミノ酸で、乾燥マカ100g中に730mg含有します。
マカを摂取すると、興奮性の脳内ホルモンの分泌も抑えられるので、うつ病を予防できます。

マカで認知症を予防し、うつ病を防ぐ

認知症とうつ病の関係

認知症は本来加齢などで、徐々に記憶障害を起こす症状です。
一方、うつ病も記憶障害を起こしますが、基本的に脳内ホルモンが関係しているため、記憶障害は急激に発症します。
認知症が進行すると脳の機能に障害が発生し、うつ病と同様にやる気が失せたり、悲観的な妄想に心が支配されたりするようになります。
認知症は脳で記憶を司る海馬の機能の衰えや、脳内に発生する活性酸素※2で脳の神経細胞が酸化して機能不全に陥ることでも発症します。
海馬の衰えを防ぎ、活性酸素から脳の神経細胞を守って認知症を予防すると、身体性うつ病を予防できます。

※2 活性酸素は電子が欠損した、物質として不安定な酸素で、他の物質と結合することで物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。

カルシウムと亜鉛で海馬の機能を維持する

海馬は外部から入る膨大な記憶を一時的に保存して整理し、大脳に必要な記憶のみを書き込む脳の組織です。
海馬で長く留まった記憶は大事な情報として認知され、大脳に書き込まれます。
大脳に書き込まれた記憶は、長い時間を経ても思い出すことができます。
しかし、海馬で不必要と判断された情報は、そのまま消去され思い出せなくなります。
この海馬の神経細胞で情報伝達物質として作用しているのが、マカに豊富なカルシウムと亜鉛です。
カルシウムと亜鉛が不足すると、海馬で情報を長く留められず、認知症を発症します。

また、カルシウムは大脳の神経でも情報伝達物質として作用するため、カルシウムが不足すると情緒が不安定になったり、倦怠感などを感じるようになったりしてうつ病の原因となります。
マカはカルシウムや亜鉛が豊富で、乾燥マカ100gあたり、カルシウムを450mg、亜鉛を12mg含有し、
これは成人男子が1日に必要な摂取量のそれぞれ69%、120%に相当します。
マカでカルシウムや亜鉛を摂取すると脳の機能が活性化し、認知症で発症するうつ病を予防できます。

マカで抗酸化物質を生産し、脳の機能を保つ

活性酸素と認知症の関係

脳の細胞は、グルコース(ブドウ糖)と酸素を一緒に取り込むことで、エネルギーにしています。
エネルギーを生産するのは脳の細胞内にあるミトコンドリアで、エネルギーを生産する際に副産物として大量の活性酸素が発生します。
活性酸素は有害な物質で、脳の神経細胞を変質させて機能不全にします。
特に、脳が老化すると、βアミロイドと呼ばれる酸化したたんぱく質が脳内に蓄積します。
βアミロイドは活性酸素を放出し、脳の細胞を変質させるため、認知症が進行してしまいます。
認知症が進行すると、うつ病を発症してしまう可能性が高くなります。

グルタチオンで活性酸素から脳を守る

脳内には、活性酸素から脳細胞を守る様々な抗酸化物質が存在しています。
その抗酸化物質の一つが、体内で生産されるグルタチオンです。
グルタチオンは細胞内に無数に存在し、ミトコンドリアが発生する活性酸素と素早く結合して無害化します。
しかし、加齢とともにグルタチオンの生産力が低下し、それとともに脳細胞内のグルタチオンの量も低下し、活性酸素から脳細胞を守れなくなります。
マカは、グルタチオンの原料となるアミノ酸のグルタミン酸、メチオニン、グリシンを豊富に含有しています。
マカを摂取すると、グルタチオンを生産する材料が揃い、脳内で発生する活性酸素を除去できるようになります。
その結果、活性酸素による認知症が予防され、うつ病を回避できます。

まとめ

うつ病は、意欲や興味などの精神活動の低下が長期化し、普段の生活に支障が出てしまう精神疾患です。うつ病の原因は様々ですが、マカは一般的なうつ病である身体性うつ病と、心因性のうつ病に効果を発揮します。
身体性のうつ病は、加齢などによる脳機能の低下が原因なので、マカのカルシウムや亜鉛で脳の神経機能を保てます。
また、脳は活性酸素で機能が低下するため、グルタミン酸、メチオニン、リジンで抗酸化物質のグルタチオンを生産すると活性酸素の害から脳細胞を守れるため、身体性うつ病を予防できるようになります。
一方、心因性うつ病は、脳内ホルモンのドーパミンやノルアドレナリンの分泌に問題があるため、マカでチロシンやフェニエルアラニンを摂取すると、脳内ホルモンの生産が可能になります。
また、興奮性の脳内ホルモンの分泌過剰は、うつ病の原因となる脳細胞の破壊をもたらすので、マカのグルタミン酸で興奮性脳内ホルモンの分泌を抑制するGABAを作ると、うつ病を予防できます。
マカの栄養素は、脳内ホルモンや脳機能を正常に保つ作用があるため、毎日マカを摂取するとうつ病予防や、うつ病改善に効果を発揮します。

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