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マカと一緒に飲む飲料は何がいい?

マカの摂取で一緒に飲む飲料は何がいいの?

滋養強壮や健康効果が高いことで知られるマカ。
マカは粉末や錠剤に加工されたものがほとんどなので、摂取する時は水や白湯で飲まれる方が多いのではないでしょうか?
しかし、摂取する飲み物をひと工夫するだけで、マカの健康効果をさらに高められます。
マカを摂取する時、どのような飲み物を一緒に摂取すると良いのでしょうか?
今回は、マカと摂取する際の飲み物の関係についてお話します。

マカは基本的に何と一緒に飲んでもよい

マカというと、ほとんどの方は実物を見たことが無いため、その響きから医薬品の成分と勘違いされている方も多いと思います。
医薬品の場合、お茶などで服用することを禁止しています。
それは医薬品の成分の中に、お茶のカフェインをはじめとした成分と反応し、効果が強くなったり、逆に悪くなったりするためです。
しかし、マカは本来野菜であり、健康食品です。
原産国のペルーでは、野菜としてスープの具材に使用されています。
また、マカの粉末は現地でも健康食品として手軽に愛用され、ジュースやヨーグルトなどに混ぜて摂取されています。
そのため、マカと一緒に摂取すると危険な飲み物はありません。

マカは果実ジュースや青汁と一緒に飲むと効果が上がる

マカはビタミンB群や各種アミノ酸、各種ミネラルが豊富です。
一方で、ビタミンAやビタミンCなど、含有していない栄養素もあります。
生体の維持に必要な栄養素は、本来様々な食材から満遍なく摂取することが理想なので、マカに不足している栄養素を補うと、マカの栄養素の効果を高められます。
マカに不足しているビタミンCを補うのに最適なのが、果実ジュースや青野菜を原料とした青汁です。
果実ジュースや青汁と一緒に摂取すると、ビタミンCが補えるばかりか、ビタミンCの効果でマカの栄養素の効果が高まります。

ビタミンCがマカミネラルの吸収率を高める

ビタミンCは水溶性のビタミンで、体内で抗酸化物質として作用します。
一方、ビタミンCはマカに豊富な鉄や亜鉛の吸収を高める作用もあります。
鉄と亜鉛は日本人の食生活で不足しがちで、しかも体内への吸収率が非常に悪い栄養素です。
マカがどんなに鉄や亜鉛が豊富でも、体内に吸収されなければ意味がありません。
乾燥マカ100gあたり、鉄を25mg、亜鉛を12g含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準のそれぞれ333%、120%に相当します。
また、果実ジュースの場合、クエン酸が多く含まれます。
クエン酸は鉄や亜鉛の他に、マカに豊富なカルシウムやマグネシウムの吸収も高める効果があります。

ビタミンCを一緒に摂ると美肌効果が高まる

マカは、肌の保湿成分となるコラーゲンの生産に必要なアルギニンやグリシン、プロリン、アラニン、アスパラギン酸などの各種アミノ酸や鉄を多く含有しています。
しかし、コラーゲンの生産に必要なビタミンCを含有していません。
ビタミンCが豊富な果実ジュースや青汁を一緒に摂取すると、コラーゲンの合成に必要な栄養素が揃うので、美肌効果が高まります。

葉酸を一緒に摂取すると貧血が改善する

貧血は体内で、血液で酸素を運ぶ赤血球の主成分であるヘモグロビンの合成が不足すると発生します。
ヘモグロビンの合成にはマカに豊富な鉄が必要ですが、それ以外にもビタミンB群の一つである葉酸も必要です。
マカはビタミンB群も豊富ですが、残念ながら葉酸は含有していません。
一方、果実ジュースや青汁は葉酸も豊富です。
果実ジュースや青汁のビタミンCで吸収率が高まった鉄と、さらにこれらの飲料に含有する葉酸の作用で造血作用も高まります。
その結果、貧血の原因となるヘモグロビン不足が解消され、貧血が改善します。

果実ジュースなら疲労回復効果も高まる

果実ジュースに豊富なクエン酸は、体内でエネルギーを生産するクエン酸回路を活性化させ、疲労回復効果を発揮します。
マカに豊富なビタミンB群は、このクエン酸回路で補酵素として作用し、クエン酸回路のエネルギー生産効率を高めます。
また、果実ジュースは果糖(ブドウ糖)を多く含有し、これらは体内に吸収されるとすぐにエネルギーに代謝※1されます。
この時、ビタミンB1やナイアシンが不足すると、クエン酸回路のエネルギー代謝効率が悪くなり、疲労回復が遅くなります。
マカはビタミンB1とナイアシンが豊富で、乾燥マカ100gあたり、ビタミンB1を1mg、ナイアシンを35mg含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準のそれぞれ71%、233%に相当します。
マカと一緒に果実ジュースを摂取すると、疲労回復が早まります。

※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質を持つ物質に変えること。

マカお茶やコーヒーと一緒に飲むと疲労回復効果が高まる

乾燥マカの粉末は、そのまま食べると僅かですが独特の苦味があります。
この苦味が苦手でマカを敬遠する方もいますが、これはマカの有効成分であるグルコシノレートが原因です。
この苦味をごまかし摂取しやすくするため、ちまたではマカを配合したお茶が販売されています。
マカの粉末の主成分はデンプン(ブドウ糖)なので、紅茶やコーヒーなどに溶かしても摂取できます。
お茶やコーヒーに含まれるカフェインは覚醒作用があり、中枢神経を刺激し疲労感を軽減する作用がります。
マカは、このカフェインの効果を高める作用があります。

マカのアルギニンがカフェインの効果を上げる

カフェインは中枢神経を刺激し脳を活性化させ、眠気を抑制する作用があります。
また、カフェインは脳内ホルモンのドーパミンを活性化させます。
ドーパミンは「報酬系」とも呼ばれ、ドーパミンが活性化すると自らの行動が楽しくなり、疲労を感じなくなります。
しかし、カフェインはエネルギーを生産するわけではなく、ごまかしているだけなので、カフェインの効果が切れると逆に疲労に襲われます。

マカに豊富な非必須アミノ酸のアルギニンは、このカフェインの効果を増強し、カフェインの持続時間を長くする作用があります。
一方、マカは体内でエネルギーを生産する際に、補酵素として作用するビタミンB群が豊富です。
マカをお茶やコーヒー、ココアなどカフェインを含む飲料と一緒に摂取すると、カフェインの効果で疲労感が軽減します。
一方で、カフェインが作用している間にビタミンB群がエネルギーを生産し、疲労回復を早めるため、疲労回復効果が高まります。

カフェインやタンニンでミネラルの吸収は悪くなる

一方、お茶やコーヒーに含まれるカフェインや苦味の成分であるタンニンは、マカのミネラルの鉄や亜鉛の吸収を阻害します。
しかし、阻害すると言ってもその量はごく僅かです。
マカで必須ミネラルの補給を目的とする場合は、お茶やコーヒーによる摂取は避けた方が良いでしょう。

まとめ

マカは本来野菜なので、医薬品と違い水や白湯で飲まなければならないといったことはありません。
むしろ、マカには無いビタミンCやクエン酸、葉酸などが豊富な果実ジュースや青汁などで飲料と一緒に摂取すると、マカの栄養素の効果が向上します。
ビタミンCはマカの鉄や亜鉛の吸収率を高め、クエン酸が疲労回復効果を向上させます。
また、葉酸は鉄と共に赤血球のヘモグロビンを合成する際に必要なので、貧血が改善できます。
一方、お茶やコーヒーなどと一緒に摂取すると、その苦味の成分がマカの苦味の成分をごまかしてくれるので摂取しやすくなります。
また、マカのアルギニンがカフェインの効果の持続時間を長くするので、相乗効果で眠気覚ましや疲労回復効果を高めます。
しかし、お茶やコーヒーに含まれるカフェインやタンニンは、鉄や亜鉛の吸収率を阻害するので、マカでミネラルの補給を目的とする場合は、避けた方が賢明です。
マカは飲み方ひとつで、その健康効果を高められます。

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