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マカの免疫力向上効果(マカで免疫力向上)

マカは免疫力を上げる

滋養強壮や健康増進に効果を発揮するマカ。
私たちが健康を維持するには、病気にならないために体の免疫機能を保つ必要があります。
マカには、この免疫機能を向上する栄養素が豊富に含まれています。
今回は、マカの栄養素と免疫機能にどのような関わりがあるのか、詳しくお話します。

免疫力とは

免疫力とは、ウィルスや細菌、或いは有害物質の侵入から体を守り、仮にそれらの物質が侵入しても、体外に排除する機能を言います。
また、傷や有害物質の侵入などで体の機能が損傷しても、自己で修復する作用のことも言います。
免疫力とは、つまり病気にならない、或いは病気になっても自力で治すことができる力のことです。

体の免疫系

私たちの体には、自身の体と異物を区別し、異物の侵入を阻止する様々な免疫系が存在します。
その代表が白血球などの免疫細胞です。
免疫細胞は、体内に侵入したウィルスなどの病原体を捕食、あるいは化学物質を放出して殺すなどして撃退します。
また、眼や鼻の粘膜などは、病原体や有害物質を捕捉し、涙や鼻水、くしゃみなどを用いて細胞への侵入を未然に防ぎます。
さらに、傷や病気で体の機能が損傷しても、細胞分裂で傷口を塞ぎ組織を復元することで、再び元の機能に戻します。

これらの免疫系が正常に機能することで、私たちの体は健康を維持できます。
しかし、免疫系の機能が低下すると、病気を未然に防ぐことができなくなり、病気になってもなかなか治らない体になります。

マカの栄養素と免疫系

マカには、免疫系の機能を高める栄養素が豊富です。
マカのどのような栄養素が、免疫系にどのように作用するのか、詳しく解説します。

アルギニン

マカは非必須アミノ酸のアルギニンが豊富で、乾燥マカ100gあたり610mg含有します。
実はこのアルギニン、様々な免疫系の機能に作用し、その機能を向上させる力があります。
アルギニンが免疫系にどのように作用するのか見てみましょう。

アルギニンは成長ホルモンを増やす

アルギニンは、脳にある脳下垂体に働きかけ、成長ホルモンの分泌を増やす作用があります。
成長ホルモンは、たんぱく質の合成を促すホルモンで、細胞分裂には成長ホルモンの分泌が不可欠です。
好中球やマクロファージ、NK(ナチュラルキラー)細胞などの一連の白血球は、骨髄やリンパ節、脾臓、胸腺などにある造血幹細胞で生産されます。
この造血幹細胞で細胞分裂が行われないと、これらの白血球は生産できず、体内の免疫系を維持することはできません。

成長ホルモンは免疫細胞を増やす

成長ホルモンは、造血幹細胞に作用して白血球の生産を促します。
また、成長ホルモンの分泌は、細胞分裂が必要な傷口の修復や組織の復元にも必要です。
さらに、細胞分裂には必須ミネラルの亜鉛の力も必要です。
マカは亜鉛の含有量も豊富で、乾燥マカ100gあたり12mg含有し、これは成人男性が1日に必要な摂取基準の120%に相当します。

成長ホルモンと腸管免疫

成長ホルモンは腸管免疫と呼ばれる免疫系を活性化します。
腸管免疫とは腸に存在する免疫機能のことで、実は人体の免疫系の6割が腸にあります。
腸内には、悪玉菌や善玉菌で知られる無数の細菌が生息しています。
悪玉菌や悪玉菌から生み出される有害物質から体を守るために、腸は新陳代謝で盛んに細胞分裂を繰り返しています。
成長ホルモンの分泌が少なくなると、腸の細胞分裂が低下し、腸管免疫の機能を保てず病気になりやすくなります。
アルギニンによる成長ホルモンの分泌は、体内の免疫系の6割を占める腸管免疫の機能を保つのに必要です。

抗炎症効果

免疫細胞は炎症を起こすサイトカインという物質を放出し、ウィルスなどを攻撃します。
しかし、サイトカインが放出されると、周囲の健常な細胞まで炎症を起こさせてしまいます。
ポリアミンは炎症を抑える効果のある物質で、アルギニンとグルタミン酸をもとに生産されます。
ポリアミンが血中に増えると、免疫細胞の攻撃力はそのままに、サイトカインによる周囲の炎症を抑えることができます。
マカは、ポリアミンの材料となるグルタミン酸も豊富で、乾燥マカ100gあたり730mgも含有しています。

一酸化窒素と免疫細胞

アルギニンを代謝するとシトルリンと共に一酸化窒素が生産されます。
一酸化窒素は血管を広げる作用があると共に、白血球が血管内皮細胞に付着するのを防ぐ作用があります。
白血球が血管内皮細胞に付着すると、血栓を作り、それが原因で炎症が起こります。
このように、アルギニンは免疫系による炎症の発生を抑える効果があります。

グルタミン酸

マカには、非必須アミノ酸のグルタミン酸が豊富です。
グルタミン酸は、体内で発生する有害物質のアンモニアと結合すると、同じ非必須アミノ酸のグルタミンになります。
グルタミンは、白血球の一種であるリンパ球などの餌になります。
その結果、リンパ球の細胞分裂が活性化し、リンパ球、好中球などの数が増え、さらにマクロファージなどの免疫細胞も活性化します。

ビタミンB2とナイアシン

口や目、鼻、気管支、胃や腸などの消化器官は粘膜で覆われています。
これらの粘膜は細菌やウィルスなどの侵入から細胞を守る役割があります。
粘膜の機能が弱まると、体内へウィルスや有害物質の侵入を許してしまいます。

マカは、この粘膜を健康に保つビタミンB2とナイアシンが豊富です。
乾燥マカ100gあたり、ビタミンB2を76mg、ナイアシンを35mg含有します。
これは、1日に必要な摂取基準のそれぞれ4,872%、233%に相当します。
また、粘液の分泌も、マカに豊富な亜鉛が関わっています。
粘液は、粘膜の表面を覆って潤いを与えます。
粘膜は粘液で表面が守られていることで、細菌やウィルスの侵入を防ぐ役割をしっかり果たすことができます。
ビタミンB2もナイアシンも、体内に貯められない栄養素なので、粘膜の健康を保つには毎日マカを摂取することが肝心です。

まとめ

マカに豊富なアルギニンは、成長ホルモンの分泌を促し、免疫細胞を増やす効果があります。
また、ポリアミンや一酸化窒素の材料になることで、免疫細胞による炎症を抑える効果があります。
マカのグルタミン酸は、アンモニアと結合してグルタミンになることで白血球の餌となり、免疫系を活性化します。
さらに、マカのビタミンB2とナイアシンは、ウィルスの侵入を防ぐ粘膜の健康を保ち、必須ミネラルの亜鉛は細胞分裂や粘液の分泌を促進します。
マカは、体の病気を未然に防ぎ、病気になっても重篤化を抑える免疫系の向上に、とても効果のある健康食品です。

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