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マカとガラナ配合のサプリメントで疲労回復(マカとガラナが配合されたサプリメント)

マカとガラナ配合のサプリメントの効果とは?

南米ペルー原産のマカは、滋養強壮や精力増進に効果のある健康食品として人気があります。
一方、同じ南米原産で、精力増進効果のある健康食品としてガラナがあります。
日本でガラナが単独で販売されていることは殆どありませんが、サプリメントに配合されていたり、清涼飲料水やチョコレートに使用されていたりします。
また、健康を謳うサプリメントの中には、マカとガラナを一緒に配合しているものもあります。
果たして、ガラナにはどのような効果があり、マカと一緒に摂取するとどのような効果があるのでしょうか?
今回は、マカとガラナの関係についてお話します。

ガラナとは

ガラナとは、南米のアマゾン川流域原産の、ムクロジ科の植物です。
私たちがガラナと呼ぶのは、ガラナの種子の部分です。
原住民たちはガラナの種子を粉にして、湯で溶いて薬用や疲労回復効果のある飲料として用いていました。
現在、原産地のブラジルでは、ガラナはコーラに並ぶ飲料水として愛されています。
また、独特の芳香があるため、チョコレートにも配合されます。

ガラナの成分

ガラナは、覚醒作用のあるガラニンと呼ばれるカフェイン、テオブロミン、テオフィリンなどのアルカロイドのキサンチン類を多く含有しています。
また、緑茶でおなじみのカテキンや、タンニンなどの二次代謝産物※1を豊富に含有しています。

※1 二次代謝産物とは植物特有の成分で、生体の維持には必要ないが、継続して摂取することで体に何かしらの効果がある物質のこと

ガラナの効果

ガラナはガラニンを豊富に含有し、コーヒーのカフェイン量に換算すると3倍もあると言われています。
このカフェインを代表するキサンチン類は、気管支や血管の拡張作用があります。
また、交感神経に作用して眠気を阻害し、脳を興奮状態にする効果もあります。
一方で、カフェインよりも体への吸収が緩やかで、体にかかる負担が少なくなります。
そのためガラナには、
* 強壮作用
* 疲労回復効果
* ストレス解消効果
* 鎮痛効果
に、効果があるとされています。

マカとガラナの関係

ガラナは飲料や食料に添加物として使用される場合が多く、日本でも飲料水や菓子類、サプリメントなどに配合されています。
マカのサプリメントにも、ガラナを配合しているものがあります。
マカは、南米ペルー原産のアブラナ科の植物で、1年もの長い歳月をかけて栽培されます。
大地の栄養素をじっくり吸収するため、必須ミネラルやビタミンB群、アミノ酸が豊富です。
マカにガラナを配合すると、
(1)疲労回復
(2)動脈硬化の予防
(3)精力増強
(4)認知症の予防
に、効果を発揮します。
マカとガラナのどのような成分が効果を発揮するのか、詳しく見ていきましょう。

疲労回復効果

カフェインは疲労をごまかす

スタミナドリンクには、よくカフェインが含有されています。
カフェインは、自律神経で活動を司る交感神経を興奮状態にします。
さらに、カフェインは脳内神経でストレスに対抗するために生産され、「やる気」を起こさせる興奮性の脳内ホルモン、ドーパミンの分泌を増やします。

ドーパミンが分泌されると人は「嬉しい」「気持ちいい」という感情に支配され、頭の回転が速くなるばかりか、集中力も向上し、疲労を感じなくなります。
しかし、感覚として疲労を感じなくなるだけで、体自体はエネルギーを消費しています。
ドーパミンの分泌が止まれば、その間に蓄積した疲労が一気に体を襲います。
「カフェインは疲労を回復させるわけではなく、一時的に疲労をごまかしている」ということに注意して、その後しっかり休養を取って疲労を回復させることが大切です。

ガラニンで疲労を緩和

カフェイン、テオブロミン、テオフィリンなどのアルカロイドのキサンチン類を含有するガラナのガラニンは、コーヒーのカフェインと同様の作用があります。
しかし、純粋なカフェインに比べると、体に浸透する速度が緩やかで、体にかかる負担もそれだけ軽くなり、またその効果も長く続きます。
そのため、ガラナを摂取すると疲労を感じなくなる時間が長くなります。

マカのビタミンB群でエネルギーを生産

疲労回復を行うエネルギーの生産は、主に肝臓で行われます。
食物を摂取すると、糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素は血液を通じて肝臓に運ばれ、そこでエネルギーに代謝※2されます。
この時、三大栄養素をエネルギーに代謝する際に補酵素として作用するのが、ビタミンB群です。
マカはビタミンB群が豊富で、主に糖質を代謝するビタミンB1、主に脂質を代謝するビタミンB2、三大栄養素を代謝するナイアシンが豊富です。

※2 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質を持つ物質に変えること。

特にビタミンB2とナイアシンが豊富で、乾燥マカ100gあたり、ビタミンB2を76mg、ナイアシンを35mg含有しています。
これは、成人男性が1日に必要な摂取基準の4,872%、233%に相当します。
マカでビタミンB群を摂取すると、肝臓でのエネルギーの生産効率を上げ、疲労回復が早まります。

マカのアミノ酸でアンモニア解毒を促進

疲労が蓄積すると、体内で大量のアンモニアが生産されます。
アンモニアは、食事や運動などで体内にあるたんぱく質が分解されると発生します。
アンモニアは有害な物質で、神経細胞を麻痺させ、細胞内でエネルギーを生産するミトコンドリアの活動を阻害します。

アンモニアは血液を通じて肝臓に集められ、肝臓にある尿素回路で無害な尿素に代謝され、尿と共に排泄されます。
しかし、ストレスや加齢などで肝機能が衰えると、尿素回路で処理しきれなくなり、肝臓にアンモニアが蓄積します。
アンモニアは肝臓の細胞内にあるミトコンドリアの活動を阻害し、肝臓のエネルギーを生産する機能を低下させます。

マカが豊富に含有する非必須アミノ酸のアルギニンとアスパラギン酸は、尿素回路の作用に必要不可欠な栄養素です。
マカでアルギニンとアスパラギン酸を摂取すると、尿素回路が活性化し、アンモニアの処理が早まります。
その結果、肝臓に蓄積したアンモニアが減少し、肝臓のエネルギー生産力が回復します。
また、体内に発生したアンモニアや、運動などで疲労すると生産される乳酸などは、血液で肝臓に運ばれ代謝されます。

ガラニンで血流促進

ガラナのガラニンは血管を拡張させる作用があり、血液の流れを良くし、疲労物質をいち早く体内から回収し、肝臓に送り届けます。
乳酸は、肝臓でエネルギー源となるグリコーゲンに代謝されます。
疲労物質を肝臓で早く代謝することで、疲労回復が早まります。
さらに、カフェインには利尿作用があるので、アンモニアの処理で生産された尿素の排泄を促せます。

このように、マカとガラナを摂取すると、ガラナのガラニンで疲労感が軽減し、尚且つマカの栄養素で疲労回復が早まります。

動脈硬化の予防

動脈硬化の原因となる、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールは肝臓に脂肪が蓄積することで分泌量が増えます。
マカに豊富なビタミンB2は、主に脂質を代謝してエネルギーとして消費するため、肝臓の脂肪を減らし、LDLコレステロールの分泌量を減らします。

一方、ガラナのカフェインは、血管を拡張する以外にも、血中の脂肪を分解する作用があります。
血管内に脂肪が付着すると、血栓の原因となるので、カフェインで脂肪が分解されることで、動脈硬化のリスクが軽減します。

精力増強

ガラニンで性ホルモンの分泌を促進

カフェインは、脳内ホルモンで快楽を司るドーパミンの分泌を促進させます。
ドーパミンの分泌が増えると、性欲が沸きます。
性欲が沸くと、脳の真下にある脳下垂体が刺激され、性腺刺激ホルモンが分泌されます。
性腺刺激ホルモンは、男女ともに性ホルモンの分泌を促進する作用があります。
その結果、男性であればテストステロンが、女性であればエストロゲンやプロゲステロンの分泌が増えます。

これらの性ホルモンは、生殖機能を高める効果があります。
また、マカが含有するアルギニンも脳下垂体を刺激し、性腺刺激ホルモンの分泌を促進し、性ホルモンの分泌を高めます。

マカのアルギニンはカフェインの効果を高める

カフェインを単独で摂取するよりも、アルギニンと一緒に摂取すると覚醒作用が高まることが知られています。
カフェインは、活動を司る自律神経の交換神経を刺激します。
実は、男性の性行為における射精は、交感神経が優位に働いていないと作動しません。

アルギニンとテオブロミンが勃起力を高める

テオブロミンは、ED治療薬のバイアグラと同じ作用があります。
陰茎が勃起するときは、血管の平滑筋を弛緩させる作用のある環状グアノシン一リン酸が大量に分泌されます。
一方、射精が終わると、環状グアノシン一リン酸を分解するホスホジエステラーゼという酵素が増え、血管の平滑筋が収縮し勃起が終わります。
テオブロミンはバイアグラと同様にホスホジエステラーゼの作用を阻害するため、勃起が長く続きます。

一方、マカのアルギニンは、勃起の際にシトルリンに代謝され、副産物として一酸化窒素を生産します。
一酸化窒素は血管を拡張する作用があり、勃起の際に環状グアノシン一リン酸で弛緩した血管を押し広げます。
その結果、陰茎の海綿体に張り巡らされた毛細血管に大量の血液を送り込み、勃起させます。

マカの亜鉛がホルモンと精子を増やす

テストステロンなどの性ホルモンや、精子や精液は男性の精巣で生産されます。
精巣には、亜鉛が多く存在しています。
亜鉛は別名「セックス・ミネラル」と呼ばれ、たんぱく質の合成や細胞分裂に必要不可欠な成分です。
そのため、ホルモンや精子、精液の生産量を増やす効果があります。

精巣や卵巣も亜鉛が減少すると、性ホルモンの分泌が減り、性欲が沸かなくなるばかりか、精子や精液の生産力も落ち、卵子の細胞分裂も低下します。
乾燥マカ100gあたり、亜鉛を12mg含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準の120%に相当します。

以上のように、マカとガラナのサプリを一緒に摂取すると、生殖機能が高まり、精力を増進できます。

認知症の予防

ガラナのガラニンで脳内ホルモンのドーパミンの分泌が増えると、集中力が増し、記憶力が向上します。
このドーパミンによる学習効果は、年齢に関係なく起こります。
また、ガラナに含まれるカテキンは、老人型アルツハイマー病の原因物質で、脳内に蓄積するβアミロイドと呼ばれるたんぱく質を抑制する効果があります。

一方、マカは、脳で一時的に情報を選別し、大脳に記憶を書き込む海馬で神経伝達物質として作用する、亜鉛とカルシウムを豊富に含有します。
海馬で長い間保持される記憶ほど、大脳に書き込まれる確率が高くなります。
亜鉛やカルシウムが不足すると、海馬で記録が長く留まらなくなるので、認知症の原因となります。

マカとガラナは同時に摂らない方が良い

マカで、日本人に不足しがちなカルシウム、鉄、亜鉛を摂取しようとする場合は、ガラナを同時に摂取することを避けた方が賢明です。
ガラナに含まれるカフェインやカテキン、タンニンは、カルシウム、鉄、亜鉛の体内への吸収を阻害する作用があります。
これらの必須ミネラルは、摂取して体内に吸収されるまで、5~6時間かかります。
一方、ガラナのカフェイン類は、体に作用するまで30分で、その効果は4~5時間続きます。
マカとガラナのサプリは相乗効果を発揮しますが、より効果を高めたければ、時間をずらして摂取した方が賢明です。
また、マカのサプリにガラナが配合されていた場合は、疲労回復や精力増進を狙った組み合わせなので、短期的にその効果を得たい場合は有効と言えます。

まとめ

ガラナは、ガラニンと呼ばれるカフェインと同様の作用があるキサンチン類が豊富な食品です。
ガラナに含まれるガラニンの量は、コーヒーのカフェインと比べると3倍の量に相当しますが、ガラニンの体への効果は緩やかで、しかも効果が長く続くので、カフェインより体に優しい成分です。
マカとガラナのサプリメントを併用すると、マカのビタミンB群やアミノ酸、亜鉛やカルシウムと相乗効果を発揮し、疲労回復、動脈硬化や認知症の予防、精力増進が図れます。

しかし、ガラナに豊富なカフェインは、マカに豊富なカルシウム、鉄、亜鉛の吸収を阻害します。
お互いの効果を高めたければ、マカを先に摂取し、5~6時間後にガラナを摂取するのが理想的です。
マカとガラナの相乗効果で、疲労が回復し、精力が増し、性生活でも持続力ある体を手に入れられます。

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