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マカで糖尿病予防(マカと血糖値の関係性)

マカで糖尿病予防ができる

健康診断などで、糖尿病のリスクを測る指標である血糖値。
一般には、血糖値が高い人ほど糖尿病になりやすいと言われていますが、どうして血糖値が高いと糖尿病になるのでしょうか?
滋養強壮や健康維持に効果を発揮するマカには、血糖値を下げ、糖尿病のリスクを軽減する栄養素が豊富です。
今回は、血糖値を中心に、マカで糖尿病が予防できる理由についてお話します。

血糖値とは

血糖値とは、生体のエネルギーとなるグルコース(ブドウ糖)が、血液中にどれだけ含まれているかを示す数値です。
通常、血糖値は80~100mg/dlの狭い範囲内で保たれています。

血糖値低下とホルモン

血糖値が下がると、それは血液中のグルコースがエネルギーで消費されたことを表します。
血液にグルコースが無いと、人は運動ができなくなり、血糖値が50mg/dlを下回ると、脳にエネルギーを供給できなくなるので、意識障害を引き起こします。
そのため、血糖値が80mg/dlを切ると、細胞内の糖質を血液に放出するように促すホルモンや、脂肪やたんぱく質を分解し糖に代謝する各種ホルモンが分泌され、血糖値を一定に保とうとします。
また、血糖値が下がると、空腹を感じるようになり、食事でエネルギーを補給することになります。

摂食と血糖値

食事で糖質を補うと、小腸で吸収され、血液で肝臓に運ばれます。
そして、吸収した糖質をグルコースに代謝し、血液で全身に運びます。
この時、血液中に大量のグルコースが存在することになるので、血糖値が上昇します。
大量の糖質は、血液をドロドロにし、血液の流れが悪くなります。

血液がドロドロになると、血栓ができやすくなり、また血管にもストレスがかかるので、動脈硬化や血栓の原因になります。
このグルコースを細胞に吸収させるシグナルとなるのが、血糖値を下げるホルモンのインスリンです。

インスリンの働き

インスリンはすい臓から分泌されます。
インスリンが分泌され血液中に放出されると、細胞膜にあるインスリンの受容体に結合します。
インスリンが受容体に結合してようやく、細胞が血液中のグルコースを細胞内に取り込み始めます。
こうして、だいたい2時間くらいで血中のグルコースは細胞内に取り込まれ、血糖値は正常値に戻ります。
また、インスリンが分泌されると、脂肪の合成を促進し、脂肪の分解を抑制する作用があります。
過食などでインスリンが常に分泌される状態が続くと、それだけ肥満のリスクが高まります。

糖尿病とは

血糖値を上げるホルモンは、グルカゴン、アドレナリン、成長ホルモン、コルチゾールなど多数存在します。
ところが、血糖値を下げるホルモンは、インスリンしか存在しません。
血糖値が高い状態が続く糖尿病は、食生活や加齢などでインスリンの作用が正常に機能しなくなるために生じます。
加齢やストレスなどが原因で、インスリンの分泌量が減少したり、インスリンの分泌が遅くなったりします。

また、過食で慢性的に血中のグルコースが多い状態が続くと、インスリンの効果が薄くなり、インスリンが分泌されても細胞がグルコースを吸収しなくなります。
その結果、血液がドロドロの状態が長く続き、血流が悪くなるばかりか、血管を弱めて動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。
また、糖尿病で怖いのは合併症で、腎不全や網膜症、神経障害などを引き起こします。

マカと血糖値の関係

マカには、血糖値を下げるインスリンに作用する栄養素や、糖尿病のリスクを緩和する栄養素が多数存在しています。
マカのどのような成分が血糖値と関係するのか、詳しく見てみましょう。

インスリンの合成

インスリンは、すい臓にあるランゲルハンス島のβ細胞で合成されます。
マカが含有するビタミンB群のナイアシンと、必須ミネラルの亜鉛とマンガンは、β細胞の機能を活性化し、インスリンの分泌を促進する作用があります。
ナイアシン自体は血糖値を上げる作用がありますが、ナイアシンがナイアシンアミドに代謝されるとインスリンの分泌を促し、血糖値を下げる作用があります。
乾燥マカ100g中に、ナイアシンを35mg含有し、これは成人男子が1日必要な摂取基準の233%に相当します。

また、亜鉛とマンガンはたんぱく質や酵素などの合成を促進するミネラルで、すい臓に多く存在し、インスリンの合成を促進します。
乾燥マカ100g中に、亜鉛は12mg、マンガンは8mg含有し、これは成人男子が1日に必要な摂取基準のそれぞれ120%、200%に相当します。
マカでこれらの栄養素を補うことで、加齢などが原因によるインスリンの合成不足を改善します。

インスリンの分泌を促す

マカには、インスリンの分泌を促進する必須アミノ酸のロイシンと、二次代謝産物のサポニンを含有します。
BCAA(分岐鎖アミノ酸)の一つであるロイシンは、インスリンの分泌を促し、低血糖時のたんぱく質の分解抑制と、合成促進の調整を行う作用があります。
また、サポニンはインスリンの分泌を促す以外に、低血糖時に中性脂肪の分解を促進する作用もあり、血糖値を一定に保つ働きがあります。

脂肪を燃焼し、インスリンの効果を高める

過食などによる肥満は、血糖値が常に高い状態にあり、インスリンが過剰に分泌されているため脂肪合成が促進された結果と言えます。
また、このような状態が続くと、インスリンの作用が悪くなるため、血糖値が下がらなくなります。
そのためには、脂肪を燃焼し、インスリンの効果を高める必要があります。
マカには、脂肪燃焼に効果を発揮する栄養素が豊富です。

ビタミンB群

マカが含有するビタミンB2やナイアシンは、脂肪燃焼に効果を発揮するビタミンです。
ビタミンB2は、主に脂肪の代謝に、ナイアシンは糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素の代謝に関与しエネルギーに変える働きがあります。
マカはビタミンB2が特に豊富で、乾燥マカ100gにビタミンB2は76mgも存在し、これは成人男子が1日必要な摂取基準の4,872%に相当します。

アミノ酸

マカが含有する非必須アミノ酸のアルギニン、必須アミノ酸のリジンとメチオニンもまた、脂肪燃焼に関わるアミノ酸です。
アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促し、新陳代謝を促進させることで脂肪燃焼を増やします。
マカはアルギニンが非常に豊富で、乾燥マカ100g中に610mg含有されています。
必須アミノ酸のリジンとメチオニンは、分解されにくい長鎖脂肪酸をミトコンドリアに運びエネルギーに代謝する、ビタミン様物質のカルチニンの材料です。
乾燥マカ100g中に、リジンは310mg、メチオニンは110mg含有されています。

食物繊維で血糖値の上昇を緩和

食物繊維は、腸からの糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を緩やかにする作用があります。
血糖値の上昇が急だと、それだけインスリンの分泌が増え、糖尿病や肥満のリスクが高まります。
マカは、大根と同じアブラナ科の植物で、食用とするのは地下に埋まっている塊茎部です。
そのため、糖質のデンプンも豊富ですが、食物繊維も豊富です。
乾燥マカ100g中に、糖質は59g、食物繊維は8.5gあります。
マカで糖質を摂ったとしても、食物繊維も豊富なので、血糖値の上昇も緩やかになります。

まとめ

血糖値は、血液中に含まれるグルコースの量を示す数値です。
空腹や摂食で血糖値は上下しますが、常に一定の範囲内に収まるように各種ホルモンが作用します。
しかし、血糖値を下げることができるのはインスリンだけで、血糖値が高いままだと、血液がドロドロになり、動脈硬化や糖尿病のリスクが高まります。
糖尿病は、インスリン生産や分泌が少なかったり、正常に機能しなかったりすることで発症します。
マカは、インスリンの合成を促す亜鉛やナイアシン、分泌を増やすロイシンやサポニンを含有します。
また、肥満はインスリンの作用を低下させるので、マカのビタミンB群やアルギニンなどのアミノ酸で脂肪を燃焼させるのが効果的です。
毎日マカを摂取することで、インスリンンの働きが正常化し、糖尿病のリスクを軽減できます。

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