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マカのアントシアニンで眼の健康を守る(マカに含まれるアントシアニン)

マカにはアントシアニンが含まれている?

滋養強壮に効果のある健康食品として注目を浴びているマカ。
実は、マカの中には眼の健康に効果があるとして知られるアントシアニンを含有しているものもあります。
しかし、マカと言ってもどのようなマカにアントシアニンが含有されているのか、マカ初心者にとってはよく分かりません。
今回は、アントシアニンとマカの関係について、詳しくお話します。

アントシアニンとは

アントシアニンは、高等植物には普遍的に存在している色素です。
植物の花や果実で、赤や青、紫といった色彩の元となっているのがアントシアニンです。
アントシアニンは、植物が繁殖のために昆虫を利用し、おびき寄せる色彩として使用される一方で、紫外線から自らの細胞を守る役割もあります。
そのため、アントシアニンは紫外線が強いほど、植物の体内で合成される量が多くなり、それと共に色も濃くなっていきます。

アントシアンの眼病予防効果

アントシアニンは、植物が紫外線から自らの身を守るために生み出した抗酸化物質です。
最近では眼病予防に効果があるということで、注目を浴びています。
ではなぜアントシアンが眼病予防にいいのか、まずは眼病が発症する原因についてお話しします。

紫外線と眼病の関係

光で物を認識する感覚器官である私たちの眼は、常に紫外線を浴び続けています。

紫外線は電磁波です。
紫外線が酸素原子に吸収されると、酸素原子を構成する電子を弾き飛ばします。
この電子を飛ばされ、原子が少なくなった酸素が活性酸素です。
電子が少ない活性酸素は、そのままでは物質として非常に不安定なため、早く他の物質に結合し安定化を図ります。
つまり、活性酸素は他の物質を酸化させる速度が早くなります。

光を受ける水晶体や網膜は、紫外線で発生する活性酸素の危機に常にさらされています。
水晶体や網膜など、眼の組織はたんぱく質でできています。
鉄が酸化すると錆びて別の性質に変わるように、活性酸素で体内のたんぱく質も酸化すると、別の性質に変わってしまいます。
これが、緑内障や白内障、黄斑変性症といった眼病の原因です。
眼には、紫外線で発生した活性酸素を除去する抗酸化酵素が数多く存在します。
しかし、加齢とともに体内で生産する抗酸化酵素が減少してしまいます。
そのため、活性酸素を抑える抗酸化作用のある成分を、食物などで補う必要があります。

アントシアニンと眼病予防

アントシアニンは、非常に強い抗酸化作用を持った物質です。
そのため、緑内障や白内障、黄斑変性症といった紫外線が原因の眼病にとても有効です。

それ以外に、アントシアニンは網膜に存在する「ロトプシン」と呼ばれるたんぱく質の再合成を早める作用があります。
ロトプシンは光を感知する成分で、光を受けると分解します。
この分解が信号として脳に伝達され、光を認識します。
分解したロトプシンは再び合成されますが、テレビモニターなどで長い間強い光を受け続けると、ロトプシンの再合成が遅れ、眼のしょぼつきやボヤケの原因となります。
眼のしょぼつきやボヤケは、脳に疲労をもたらします。
これが、眼精疲労の原因です。
アントシアンを摂取すると、このロトプシンの再合成の速度を早めることができ、眼のしょぼつきやボヤケを解消し、眼精疲労が緩和できます。

アントシアニンと肥満予防

アントシアニンは内臓脂肪の蓄積を抑え、動脈硬化や糖尿病のリスクを予防する効果もあります。
マウスを使った実験では、アントシアニンを含んだ食事を与えたマウスと、そうでないマウスとを比べた場合、内臓脂肪や中性脂肪、血糖値とも、アントシアニンを与えたマウスの方が大幅に低いという結果が出ています。
肥満で生じる糖尿病は、失明のリスクを伴います。
肥満を予防できるアントシアニンは、ここでも眼の健康に役立ちます。

アントシアニンが含まれるマカの種類

マカにはアントシアニンを含有するものと、そうでないものがあります。
マカには白マカ、赤マカ、黒マカの3種類に分類され、アントシアニンを含有するのは赤マカ、黒マカです。
アントシアニンは紫外線を浴びれば浴びるほど多く合成されるので、黒マカのように色が濃いものほどアントシアニンの含有量が多くなります。
マカの育つアンデス高地は標高4000から5000m。
紫外線は標高が高いところほど、多く降り注ぎます。
その分だけ、アントシアニンの合成量が多くなります。

ただし、一般に粉末で市販されているマカが、どのマカを使用しているのかはパッケージや成分表を見ただけでは分かりません。
また、アントシアンが豊富な黒マカは、マカの全生産量の10%程度に過ぎません。
マカでアントシアニンの摂取を考えたら、黒マカを明確に謳う粉末か、黒マカを配合しているサプリメントを選ぶ必要があります。

アントシアニンを含有するマカは眼精疲労を緩和する

アントシアニンが豊富なマカを摂取すると、他の栄養素と共に眼精疲労を緩和する効果があります。
その成分が、マカに豊富なビタミンB2とナイアシンです。
ビタミンB2は、粘膜の維持に必要不可欠な栄養素で、眼では角膜で起こる炎症を抑える効果があります。
ビタミンB2が不足すると、流涙、眼精疲労、角膜炎が起きやすくなります。
ナイアシンも、眼の粘膜の健康や、神経の働きを保つ効果があります。
乾燥マカはビタミンB2を100gあたり76mg、ナイアシンを35mgも含有します。
これは成人が1日に必要な摂取基準のそれぞれ約48倍、2.3倍に相当します。
マカは眼精疲労を緩和するのに、とても効果的な食品です。

マカのアントシアニンで肥満防止

マカのアントシアニンは肥満防止効果がありますが、マカに豊富なビタミンB2やナイアシンも脂肪燃焼効果を高める栄養素です。
ビタミンB2は主に脂肪を、ナイアシンは三大栄養素の糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー代謝※1に補酵素として関わります。
特にビタミンB2が不足すると、肝臓への脂肪の蓄積が進んでしまうため、肥満になりやすくなり、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの分泌も増加します。
その結果、動脈硬化や糖尿病のリスクが高まります。
マカを毎日摂取し、適度な運動をすることで、アントシアニン、ビタミンB2、ナイアシンが脂肪の燃焼を促進し、肥満を解消できます。

※1 代謝とは、ある物質を体内で化学変化を起こし、別の性質の物質に変えること。

まとめ

マカには抗酸化物質のアントシアニンを含有する品種があり、特に生産量の少ない黒マカにアントシアニンが豊富です。
アントシアニンは紫外線で発生する活性酸素を除去し、眼の網膜で光を感知する物質のロトプシンの再合成を早める効果があるので、眼の健康維持に非常に有効な成分です。
また、アントシアニンは脂肪の蓄積を抑制する効果もあります。
マカには、アントシアニンの効果を高めるビタミンB2とナイアシンが豊富です。
ビタミンB2とナイアシンは、眼精疲労を引き起こす眼の粘膜の保護に必要な栄養素です。
また、ビタミンB2は脂肪の、ナイアシンは三大栄養素のエネルギー代謝を高めるのでアントシアニンと共に肥満防止に効果を発揮します。
アントシアニンが豊富な黒マカは、眼の健康維持や肥満防止に非常に効果的な健康食品です。

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