※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

マカのビタミンで健康維持

マカのビタミンで健康を保つ

マカは南米原産のアブラナ科の植物で、滋養強壮や精力増進に効果のある栄養素が豊富です。
栄養素の中には糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素や、必須ミネラル、各種アミノ酸があり、その中でもビタミンは、私たちの体の健康維持に重要な役割を果たします。
マカも、ビタミンを豊富に含有しています。
マカに含まれるビタミンにはどんな種類があり、体にどのように作用するのでしょうか。
今回は、マカに含まれるビタミンについてお話します。

ビタミンとは

ビタミンとは、体の機能の維持に欠かすことのできない成分で、エネルギーとして代謝※1される糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素以外の有機化合物※2の総称です。
その性質や属性によってアルファベットがあてがわれ、現在ビタミンA、B、C、D、E、Kがビタミンとして認められています。
ビタミンは、体内で物質の代謝を行う酵素を活性化する補酵素として作用します。
ビタミンが不足すると、代謝の速度が著しく低下するので、体の機能が維持できなくなります。

※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、他の性質を持つ物質に変えること。
※2 有機化合物とは、分子の構成で炭素原子を含んだ物質の総称。

マカのビタミン含有量

マカは、ビタミンB群とビタミンCを含有しています。
乾燥マカ100gあたりに含有されているビタミン類の含有量と、厚生労働省が定める2015年度版の「日本人の食事摂取基準」で成人男子が1日に必要な摂取量は、以下の表の通りです。

成分名 含有量 摂取基準
ビタミンB1 1mg 1.4mg
ビタミンB2 76mg 1.6mg
ナイアシン 35mg 15mg
ビタミンC 3mg 100mg

以上のように、マカはビタミンB群であるビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンが豊富で、ビタミンCを僅かに含有しています。

マカのビタミンの役割と効果

マカに含まれる各ビタミンが、体にどのように作用し、どのような効果を発揮するのか、詳しく見ていきましょう。

ビタミンB1

ビタミンB1は水溶性のビタミンで、主に糖質の代謝で補酵素として作用する栄養素です。
糖質は、三大栄養素の中でもっとも早くエネルギーに代謝できる栄養素です。
またビタミンB1は、疲労時に体内に発生する乳酸をグルコースに代謝する際にも使用されます。
そのため、ビタミンB1を摂取すると疲労回復が早まります。
また、脳は糖質をエネルギーとしているので、ビタミンB1を摂取すると、脳の働きが活性化します。

ビタミンB1は、糖質のエネルギー代謝以外に、消化液の分泌を促進し、皮膚や粘膜の健康を保つ作用もあります。
さらに、アルコールの分解の際にも、ビタミンB1が大量に使用されるので、ビタミンB1を摂取すると二日酔いが軽減できます。

ビタミンB2の役割と効果

ビタミンB2は水溶性のビタミンで、主に脂質の代謝で補酵素として作用する栄養素です。
ビタミンB2を摂取すると、三大栄養素の中で最もエネルギーにしにくい脂質をエネルギーに代謝できるので、肥満を防ぐことができます。
また、肝臓に脂肪が蓄積すると、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの分泌が増加します。
ビタミンB2を摂取すると、肝臓への脂肪の蓄積が減少するので、血中コレステロール値が減少します。

別名「発育のビタミン」とも呼ばれ、皮膚や髪の健康維持や、粘膜の正常化も担います。
そのため、ビタミンB2が不足すると、口内炎や皮膚炎、角膜炎などが発生します。
特に成長期のビタミンB2不足は、成長障害を引き起こします。

ナイアシンの役割と効果

ナイアシンは、ビタミンB群に属する水溶性のビタミンです。
ナイアシンは三大栄養素の代謝に補酵素として作用し、体内で生産されるエネルギーの6割にナイアシンが関与しています。
ナイアシンは体内でNDA(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)となり、物質同士が水素の受け渡しをする際に無くてはならない成分です。
特に、アルコールを代謝する際にナイアシンの作用が重要な役割を果たし、肝臓で大量に消費されます。
また、各種ホルモンや酵素の合成にもナイアシンが作用します。
さらに、ナイアシンは毛細血管を拡張する作用があり、血流を良くするので、冷え性や肩こり、頭痛などを改善します。

ビタミンCの役割と効果

ビタミンCは水溶性のビタミンで、体内で抗酸化物質として作用します。
抗酸化物質とは、体内で発生し組織を老化させる活性酸素※1を除去するために必要で、ビタミンC以外にも体内で様々な抗酸化物質が使用されています。
また、肌に潤いを与え、骨の柔軟性を高めるコラーゲンの生産に補酵素として作用します。
コラーゲンは、肌や骨以外にも、体の組織と組織を繋ぐ重要な役割があります。
ビタミンCが不足するとコラーゲンの生産が不十分になり、血管や組織の結合が弱まり、出血が止まらなくなる壊血病を引き起こします。

※1 活性酸素とは、電子が欠損した物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合することで物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。

ビタミンCは脳内ホルモンの生産にも補酵素として作用するので、ストレスを緩和させる効果があります。
さらに、ビタミンCは免疫細胞を強化するので、病気に強い体を作るために必要な栄養素です。

ビタミンBの過剰摂取の弊害はあるのか?

マカはビタミンB群が豊富で、ビタミンB2の含有量が飛び抜けて高いのが特徴です。
乾燥マカ100gには、成人男子が1日に必要な摂取基準の4,872%に相当するビタミンB2を含有しています。
しかし、これだけ多くのビタミンB群を摂取すると、体に悪影響が出ないのでしょうか?

マカの摂取目安量は1500~4000mg程度と言われていますので、過剰摂取になる心配はありません。
また、ビタミンBやビタミンCなどの水溶性ビタミンは、体に長く留まることはありません。
食物で摂取すると、その都度必要な量だけ体内に吸収され、残りは尿と共に排泄されます。
そのため、ビタミンBやビタミンCは過剰摂取による副作用は殆どありません。
逆に、食事などで常に摂取し続けないと、体内で失われやすい栄養素です。

まとめ

マカは、水溶性ビタミンのビタミンB群とビタミンCを含有しています。
ビタミンB群は体内のエネルギー生産や、各種組織の健康維持に必要な栄養素です。
ビタミンCは抗酸化物質や、コラーゲンの生産に関与し、免疫力を高める作用があります。
マカはビタミンB群が豊富で、僅かな量で1日に必要なビタミンB2やナイアシンを摂取できます。
マカのビタミンは水溶性ビタミンなので、過剰摂取してもすぐに体外に排泄されます。
しかし、その分絶えず摂取し続けなければ健康を維持できません。
マカのように手軽に摂取できる食品でビタミンB群やビタミンCを摂取すると、体の健康を維持できます。

おすすめ製品一覧Hot items